8.中世~近代5 - 大航海時代と近世~近代の香料

重要度 中

ポイント

羅針盤によって大航海時代が始まったことと、プラントハンターの活躍を押さえておけばOK。

あわせて、近世から近代にかけての香料の歴史もここでまとめて見ておきましょう。

大航海時代

14世紀にイタリアでルネサンスが始まりました。

この時代には火薬・羅針盤・活版印刷が登場し、羅針盤によって大航海時代が始まりました。

プラントハンター

プラントハンターのジョセフ・バンクスは、クックのエンデバー号に乗り、ユーカリやミモザを紹介しました。

近世~近代の香料

ここからは大航海時代そのものの話ではなく、近世から近代にかけてのヨーロッパの香料の歴史です。

植物から香料として精油が取り出されるようになったのは16世紀ごろです。香りは王侯貴族の間で使われ、楽しむためだけでなく治療薬としても用いられました。

香料を使う文化はイタリアからフランスの社交界へ広まり、ルイ14世の時代には専属の調香師を置くほど盛んになりました。

ビターオレンジの花から得られる香り「ネロリ」の名は、これを好んで使ったイタリアのネロラ公の妃にちなみます。

香りをつけた革手袋が社交界に広まり、革手袋づくりの中心だった南フランスのグラースで香料産業が盛んになりました。グラースは「香水の都」と呼ばれます。

19世紀になると、石油や石炭などの鉱物原料から合成香料が作られるようになりました。

同じ時代の「ケルンの水(オーデコロン)」はハンガリアン・ウォーターとケルンの水のページで扱います。