2.アロマテラピーの利用1 - 芳香浴法
重要度 高
ポイント
芳香浴法とは「室内に精油の香りを拡散させて、その香りを楽しむ方法」のことです。 それによって心のバランスを整えたり、室内の空気を浄化することが出来ます。
様々な方法がありますが、安全に使用するために精油の滴数など基本的なルールを覚えておくことが重要です。
具体的な方法としては
- 身近にあるものの利用
- キャンドル式芳香拡散器
- 電気式芳香拡散器
があります。
身近にあるものの利用
ティッシュ・ハンカチなどに精油を1~2滴含ませて、枕元や机の上に置きます。 携帯して外出先で楽しむことも可能です。
注意点としては、精油には色が付いているものがあるので、シミを付けても良い布や紙を用いることがあります。
キャンドル式芳香拡散器
アロマポット 、オイルウォーマー、 オイルバーナーとも呼ばれます。 水を張った上皿に精油を1~5滴入れて利用します。
下から火で温めるため、香りが立ち上がりやすいのが特徴です。 下から温める火には、一般にキャンドルを使用することが多いです。
小さく揺らめく火は部屋の中にお洒落で落ち着いた雰囲気を醸し出すことから、アロマテラピー愛用者にもっとも好まれる芳香浴の方法です。
火を使うため、燃えやすいものの近くや不安定な場所で使わないことだったり、空焚きをしないこと、 風のないところで用いることなど常識的なルールを守って用いましょう。
電気式芳香拡散器
風の力や振動など、電気を使って香りを拡散させる機械です。 アロマディフューザーが有名ですが、 アロマファン、 アロマライトなどもあります。
芳香浴の注意点
部屋の広さ、 通気性、 香りの強さなどによって滴下数は加減しましょう。
芳香浴法はアロマテラピーの利用法の中で3歳未満の乳幼児に用いることの出来る唯一の方法ですが、利用する際は精油の量を少なめにします。