2.皮膚→血液循環の経路

重要度 強

ポイント

血液循環に入るまでの経路は「表皮→真皮→血液循環」です。

この表皮と真皮を入れ替えたり、他の言葉に入れ替える引っ掛けには引っかからないようにしましょう。

皮膚の構造

一番外側の層を表皮といいます。表皮の役目はいろいろな物質が体内に入るのを防ぐことで、表皮を覆う皮脂膜とともにバリアゾーンとして働きます。

表皮の下の層を真皮といいます。この真皮はリンパ管血管があるところです。

皮膚→血液循環

以下の順序で精油成分は移動します。

表皮(バリアゾーン)→真皮→血液循環→体内の組織→排泄

精油は親油性で分子構造が小さいため、表皮を通り抜けることが可能です。

その後血管やリンパ管を通って全身へ行き渡ります。

このルートは消化器官を介さないため、胃などに障害を与えることがありません

ただし、皮膚につけるときは1%以下の濃度に希釈すること、パッチテストをすることを忘れないで下さい。

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