第七章 アロマテラピーとビューティ&ヘルスケア(1級)
第7章はアロマテラピーとビューティ&ヘルスケアです。
私達が元気で快適に過ごすためには、普段の生活から改善していくことが大事です。
睡眠、食事、運動、こういった基礎的なものをしっかり整えることの重要性と、これらとアロマテラピーがどのように関わりあっていくかを学びます。
ここも常識的な内容が多い単元ですから、まずは一度目を通してみて、自分が知らないところや間違いそうなところだけ重点的に覚えれば大丈夫です。
栄養・運動・生活習慣病の節(3〜6、9〜11)は、公式テキスト(2020年6月改訂版)の出題範囲外の参考です。
この章の要点
心身のバランスを保つしくみとして、ホメオスタシスと自律神経、女性ホルモンの種類と働き、表皮の構造を問う章です。まず、体内環境を一定の範囲内に保つしくみであるホメオスタシスが自律神経系・内分泌系・免疫系の関わり合いで維持されることと、恒常性に関係が深い視床下部を押さえましょう。次に、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の区別、卵胞ホルモンの分泌のピーク、骨やコレステロールへの働きを確認します。そのうえで、角質層・顆粒層・有棘層・基底層からなる表皮の構造を整理すると、選択肢の正誤を判断しやすくなります。
頻出論点
- 女性ホルモンの種類と働き — 卵胞ホルモンはエストロゲン、黄体ホルモンはプロゲステロンで、卵胞ホルモンは10歳ごろから増え始め、分泌は20~30歳代にピークを迎えるとされます。エストロゲンには血液中のコレステロールの増加を抑え、骨を丈夫に保ち、皮膚や粘膜の乾燥を予防する働きがあり、40代後半以降に分泌が低下すると更年期障害の原因になるとされ、プロゲステロンは妊娠に欠かせないホルモンとされます。卵胞ホルモンをプロゲステロンとする記述や、卵胞ホルモンの分泌のピークを10代後半とする記述は誤りとされる点が問われます。該当する問題: 第1回 第19問、第2回 第16問、第2回 第35問、第3回 第16問
- ホメオスタシスと自律神経 — 体内環境を一定の範囲内に保つしくみをホメオスタシスといい、自律神経系・内分泌系・免疫系の3つが互いに関わりながら保たれており、その維持に大切なのは栄養・運動・休息とされます。自律神経には交感神経と副交感神経があり、香りは嗅覚を通じて視床下部に働きかけるとされます。大脳新皮質が恒常性をコントロールしているという記述は誤り(恒常性に関係が深い器官は視床下部)とされる点が問われます。該当する問題: 第2回 第30問、第4回 第28問
- 表皮の構造 — 表皮の表面は皮脂膜でカバーされ、角質層は表皮の最上層にあって皮膚を保護し、基底層は表皮の最も下層にある部分とされます。表皮は角質層と基底層の2層だけでできているとする記述は誤り(角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層)とされる点が問われます。該当する問題: 第2回 第50問
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