8.脳の構造2
重要度 超高
ポイント
大脳真皮質と大脳辺縁系は(管理人個人の意見ではありますが)ほぼ確実に検定試験に出題されると思います。
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大脳辺縁系
大脳辺縁系は古い脳と呼ばれます。
それは原始的な感覚である嗅覚がまず初めに大脳辺縁系の一部である古皮質で処理されるからであり、この大脳辺縁系は本能的に生きている動物ほど大きいです。
人間の場合脳の10%程度が大脳辺縁系ですが、動物だと90%などというのはザラです。
情動脳とも呼ばれ、感情を司る部分です。視床下部と連携して自律神経系や内分泌の調整をしています。
大脳真皮質
大脳真皮質は大脳の部位の内表面を占める、進化的に新しい部分です。
合理的で分析的な思考や、言語機能を司ります。
いわゆる下等生物では小さく、人間では脳の90%ぐらいがこの部分です。
アロマテラピーとの関わり
嗅覚刺激→大脳辺縁系→視床下部
精油の香りを嗅ぐと、その刺激は大脳辺縁系に伝わり、気持ちが落ち着いたり引き締まったりします。
その後視床下部にも伝わり、自律神経のバランスを整えたり、免疫力を高めたりするのです。
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