6.嗅覚とほかの感覚

重要度 高

ポイント

嗅覚の情報が視覚や聴覚よりも早く大脳辺縁系に届くことと、嗅覚受容体の数を押さえましょう。

嗅覚とほかの感覚

鼻の嗅覚器から大脳辺縁系までの道のりは短く、途中の神経も少ないため、においの情報は目や耳からの情報より早く大脳辺縁系に届きます。

嗅覚の情報は、好き嫌いなどの感情に関わる扁桃体や、記憶に関わる海馬へ伝わります。

また、前頭葉では、香りの情報が味覚などほかの感覚の情報とまとめられます。

鼻に届くにおいには、外からのにおいと、飲食しているもののにおいがあります。

嗅覚受容体の数

におい物質を受け取る嗅覚受容体は、ヒトでは約400種類あります。

2004年、米国のリチャード・アクセル博士とリンダ・バック博士は、「におい受容体および嗅覚神経系の構築メカニズムの発見」でノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

2人は、におい受容体の遺伝子が、全遺伝子数の約3%を占めることを発見しました。

同じ香りの中にいると

同じ香りの中にいると、香りを感じにくくなります。芳香浴をするときは換気をしましょう。

※大脳辺縁系は次の次のページで扱います。