3.アロマテラピーの利用2 - 沐浴法
重要度 高
ポイント
沐浴法とは「浴槽に入れた精油が湯気とともに立ち上がるのを楽しむ方法」です。
精油の香りによるリラックスなどの心理的効果や穏やかな薬理効果に加え、 入浴による温熱効果の相乗効果を得られ、バスタイムが心地よいものになります。 天然塩や植物油に精油を混ぜて使うと皮膚への刺激が和らぎます。
覚えるポイントとしては、それぞれの方法の目的と精油の滴数です。
具体的な方法としては
- 全身浴法
- 半身浴法
- 部分浴法(手浴・足浴)
があります。
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全身浴法・半身浴法
全身浴法は肩までお湯に浸かる方法です。 リラックスしたいときは少しぬるめのお湯にゆっくりと、 元気を出したいときは少し熱めのお湯に短時間浸かりましょう。 精油の滴数は5滴以下です。
半身浴法はみぞおちあたりまでお湯に浸かり、汗が十分出るまでゆっくり浸かる方法です。 循環器への負担の軽減と、全身浴に比べて体力の消耗が少ないことが利点です。精油の滴数は3滴以下です。
部分浴法
身体の一部分だけをお湯につける方法で、手浴(ハンドバス)と足浴(フットバス)などがあります。
手浴は手首までお湯につける方法で、肩こりの緩和や気分転換にオススメです。
足浴は足首までお湯につける方法で、座りながらでできるので高齢者や体力が衰えている方にもオススメです。
循環が促され、身体全体が温まります。両方共精油の滴下数は3滴以下です。
注意点
- 皮膚に刺激を感じた場合はすぐに洗い流しましょう。
- 香りが強すぎると感じた場合はすぐに換気をしましょう。
- 幼児や敏感肌の人は精油の滴数を少なめにしましょう。
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