4.精油の持つ共通の特徴4

重要度 高

ポイント

日本アロマ環境協会による精油の定義は以下になります。

以下要点6つを解説しますが、この内容で完全に理解できる人は、これだけ覚えてしまえば大丈夫です。

精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、樹脂、根、種子、樹脂などから抽出した天然の素材です。
有効成分を高濃度に含有した揮発性芳香物質です。
精油は各植物によって特有の香りと機能を持ち、アロマテラピーの基本となるものです。

⑤揮発性

精油は空気中に蒸発するという性質があります。これを揮発性といいます。

私達が香りを認識できるのも、精油が揮発して香りが上がってくるからです。

⑥親油性(脂溶性)

精油は植物油などの油によく溶ける性質を持ちます。これを親油性(脂溶性)と呼びます。

逆に精油は水にはほとんど溶けないので、沐浴法など水に精油を入れて使用する際は、よく混ぜて精油を分散させる必要があります。

また、水に精油を入れて使用する場合、一度エタノールなど水にも油にも溶ける物質に溶かした後、水に混ぜる場合もあります(ルームスプレーを作る場合など)。

text400