5.精油の役割

重要度 中

ポイント

植物の分泌腺というところで主に精油は作られます。

植物が精油を作る目的は自らの生息しやすい環境を整備するためです。

ここは論理的に考えれば分かるところなので、さっくり理解したら次に進みましょう。

精油が作られる場所

植物によって精油が作られる部位は様々です。

植物全体にまんべんなく精油があるわけではなく、葉で精油を作る物質だったり花で作る物質だったりします。

精油は分泌腺で作られ油胞というところに蓄えられます。

精油の4つの役割

  • 誘引作用
    受粉や発芽のためには鳥や昆虫に花粉や種子を運んでもらう必要があり、鳥や虫を引き寄せるために植物は香りを放ちます。
  • 忌避作用
    葉で栄養素を創りだす植物にとって、葉を食べる虫や鳥は天敵です。これらの虫や鳥を遠ざけるために苦味のある物質を創り出しているのです。
  • 冷却作用
    強い太陽のもとでは汗のように精油を蒸散させることで自らを冷却する働きをします。
  • 環境整備作用
    植物によっては精油の効果によって他の植物の種子の発芽を遅らせるなど、植物同士の生存競争に勝つための手段に精油を用いる種もあります。
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