10.精油の作用1
重要度 中
ポイント
多くの有機化合物からできているため、精油は様々な作用を持ちます。
ここでは作用の紹介をしますが、同じ作用を持つ精油同士をまとめてみるなど、共通点を抜き出して見ると覚えやすいです。
試験で出てくる可能性がある成分名には、それを含む精油名を付しました。
ただし、ここは細かく出ることは少ないので、正確に覚えていなくても大丈夫です。
1つ1つの作用の意味だけはしっかり押さえて下さい(「ラベンダーは鎮静作用を持つ」程度の簡単な問題文は割と良く出ます)。
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心身への作用1
- 鎮静作用
心や身体をリラックスさせ、時に眠りに導く作用。酢酸リナリル(クラリセージ、ラベンダー、ベルガモット、ネロリに含まれる)やアンゲリカ酸エステル(カモミール・ローマンの特徴成分)が代表成分 - 鎮痛作用
痛みを鎮める。酢酸リナリルやゲラニオール(イランイラン、ゼラニウム、ネロリ、東インド産レモングラス、ローズオットー、ローズアブソリュート)が代表成分 - 鎮痙作用(ちんけいさよう)
筋肉のけいれんを鎮める - 利尿作用
尿の排泄を促す作用 - 健胃作用
胃の働きを高める作用 - ホルモン調節作用
ホルモン分泌を調整
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